【アパレル写真の撮り方】SNSやサイトで使える魅力的な商品写真の撮影方法やポイントを解説!
Instagramや店舗公式LINE、ECサイトやスタッフスタートなど様々なツールで写真を掲載する機会が増えたことから、多くの店舗で“写真撮影”という業務が増えたのではないでしょうか。
とはいえ、「写真のクオリティが低い...」「ユーザーの反応が少ない」などのお悩みを抱えているブランドも多いようです。
そこで今回は、商品の魅力を引き出す写真の撮影スタイルやクオリティの高いコーディネート写真を撮るための撮影方法を詳しく解説いたします。
撮影時に是非参考にしてください。
目次[非表示]
- 1.商品訴求に効果的な撮影スタイル3選!
- 1.1.置き画
- 1.2.コーディネート写真(着用写真)
- 1.3.ハンガーに掛けた写真
- 2.コーディネート写真(着画写真)の撮り方
- 2.1.ステップ1:グリッド設定をする
- 2.2.ステップ2:ロケーションを決める
- 2.3.ステップ3:撮影
- 3.クオリティの高い写真を撮影するためのポイント
- 3.1.参考写真を用意する
- 3.2.撮影機材や備品を揃える
- 3.3.沢山撮影する
- 4.まとめ
商品訴求に効果的な撮影スタイル3選!
置き画
置き画は、バッグやシューズなどのファッション小物をメインで訴求したい際に有効です。
特別なテクニックが不要で、什器や照明を活用すれば、初心者でも簡単に撮影できるというメリットがあります。
影が映り込んでしまう際は、リングライトなどを使用して照明を当てることで、綺麗に撮影することが可能です。
また、「#置き画」「#置き画くら部」「#バッグの中身」などInstagram上でも置き画のハッシュタグが充実していることから商品を多くの人にアピールすることが可能です。
コーディネート写真(着用写真)
出典:S-GROOVE公式Instagram『https://www.instagram.com/sg_staffsnap/』
アパレルにおいて、コーディネート写真は商品訴求に最も有効と言えます。
InstagramなどのSNSのみでなく、ECサイトにスタッフコーデとして掲載する企業も増えています。
コーデ写真は、商品の着用感をイメージしてもらえるほか、スタッフにファンがつき店舗への来店を促進できるなど様々なメリットがあります。
着用写真は撮影にいくつかポイントがあるため、スタッフのスキル定着を図りましょう。
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ハンガーに掛けた写真
ハンガーに掛けた写真は商品のカラー展開を訴求する際に有効です。
写真を撮影する際は、プラスチックのハンガーではなく店舗で使用しているハンガーに掛けて撮影するようにしましょう。
また、背景の色が服と同化していたり、ごちゃごちゃしていると商品が見づらくなってしまうため、シンプルな背景で撮影することをおすすめします。
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コーディネート写真(着画写真)の撮り方
ステップ1:グリッド設定をする
スマートフォンで撮影する場合は、グリットを設定しておくことで、バランスの良い写真を撮影できます。
そのため、撮影前にグリッド設定をしておきましょう。
【設定方法】
①設定の「カメラ」を開く
②「グリッド」をONにする
③グリッドの設定完了
※iPhoneの場合
ステップ2:ロケーションを決める
カメラの準備ができたら、撮影するロケーションを決めます。
ロケーションを決定する際は、以下のポイントを押さえておきましょう。
■明るい場所で撮影する
コーディネート写真を撮影する際は、明るい場所で撮影する必要があります。
暗い場所で撮影すると顔に影ができてしまったり、洋服の色味がくすんでしまう可能性があります。
撮影時間を確保できる場合は、店舗の一角や館内で撮影するのではなく、できるだけ屋外や自然光の入る空間で撮影するようにしましょう。
■シンプルな背景で撮影する
コーディネート写真では、背景にも注意する必要があります。
背景がごちゃごちゃしていると洋服が目立たなくなってしまうため、洋服が映えるシンプルで薄い色(白壁・コンクリート壁など)の背景を選びましょう。
また、車のナンバーや住所を特定できるものが映り込んでいないか確認することも重要です。
■モデルと撮影者が距離をとれる場所
スナップ写真を撮影する際は、全身を画面に収めることでメインアイテムのみならず他の商品も同時に訴求できます。
そのため、頭からつま先まで全身が収まるように撮影できる距離を確保することが重要です。
ステップ3:撮影
ロケーションが決定したら、いよいよ撮影開始です。
撮影する際は、全身が画面に収まるように撮影しましょう。
グリッドの中央に顔が収まるように撮影することで、バランスの良い写真を撮影できます。
掲載時にトリミング(写真の余白を切り取る作業)ができるので、枠の上下に余白ができるくらいの距離で撮影するのがおすすめです。
カメラの位置はモデルの腰あたりの高さにくるようにすると綺麗に撮影できます。
この時、カメラ(スマートフォン)の向きはモデルと水平になるように意識しましょう。
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クオリティの高い写真を撮影するためのポイント
参考写真を用意する
撮影する際は、事前に参考写真を用意しておきましょう。
参考写真を見ながら撮影すると、初心者でもうまく撮影することができます。
特にコーデ写真では、慣れないうちはポージングが難しいため、ポージング例を見ながら撮影すると良いでしょう。
撮影機材や備品を揃える
写真を綺麗に撮影するためには、リングライトや三脚などの撮影機材を揃えると良いでしょう。
リングライト付きの三脚は、店舗でのインスタライブやリール撮影など様々なシーンで活用できるため、店舗に1台置いておくと便利です。
また、背景用シートやドライフラワーなど置き画撮影の際に使用するオシャレな備品を揃えておくとクオリティが向上します。
最近は100円ショップでも購入できるため、用意しておくと良いでしょう。
沢山撮影する
写真はとにかく沢山撮影することをおすすめします。
特にコーデ写真を撮影する際は、ポージングや表情を少しずつ変えながら、時々確認をして修正を重ねましょう。
大量に撮影したものから、表情が良いものやポージングが上手くいったものを選定するとクオリティの高い写真を掲載することができます。
まとめ
今回は、Instagramやスタッフスタートなどに掲載するアパレル写真の撮影にお困りの方のために、商品の魅力を引き出すための撮影スタイルやクオリティの高いコーディネート写真を撮るための撮影方法を詳しく解説しました。
商品の魅力を写真で伝えるためには、スタッフが撮影スキルを身につけ、アイテムごとに最適な撮影スタイルを選択し、商品を訴求することが重要です。
web上で商品の魅力を訴求するためにも、ぜひ今回ご紹介したテクニックを活用して、写真を撮影してみてください。
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