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TikTok売れを現実に!企業拡大を後押しするTikTokマーケティングとは?


TikTokは、主に若年層が利用しているSNSで、気軽に動画投稿ができるプラットフォームとして注目を集めています。

「TikTok売れ」という言葉が生まれるほど、TikTok上での拡散を経て売上が伸びるケースが増えている一方で、他のSNSと比較して参入している企業はまだまだ少ないです。


本記事ではTikTokマーケティングについて、そのメリット・デメリットや効果的な施策について詳しく解説します。

TikTokマーケティングの導入を検討している企業は、是非ご覧ください。


目次[非表示]

  1. 1.そもそもTikTokとは?
    1. 1.1.利用者層
    2. 1.2.instagramとの違い
  2. 2.TikTokマーケティングのメリット
    1. 2.1.拡散力が高い
    2. 2.2.ユーザーの視聴時間が長い
    3. 2.3.他社の参入が少ない
  3. 3.TikTokマーケティングのデメリット
    1. 3.1.炎上リスクが高い
    2. 3.2.向いていない商材がある
  4. 4.TikTokマーケティングの手段
    1. 4.1.ビジネスアカウントの運用
    2. 4.2.広告を出稿する
    3. 4.3.インフルエンサーマーケティング
  5. 5.成功事例
    1. 5.1.株式会社エリザべス
    2. 5.2.株式会社エス・グルーヴ
  6. 6.まとめ


そもそもTikTokとは?

TikTokとは、ショートムービーを制作・投稿できるプラットフォームで、アプリ内で動画撮影から編集までを完結できる点が特徴です。


利用者層

総務省の調査※¹によると、TikTokは10~20代の利用率が多い傾向にあります。

とはいえ、30代・40代の利用率も年々増加しているこから、今後は幅広い層をターゲットに設定できるプラットフォームとなるでしょう。

※¹出典:総務省情報通信政策研究所「令和4年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査」


instagramとの違い

多くの企業が運用しているInstagramとは、どのような違いがあるのでしょうか。


instagram
SNS
TikTok
洗練・視覚的・美的感覚・クール
特性
奇抜・寸劇・日常・面白い・人中心
世界観に紐づいたコンテンツ
ユーザー
トレンドに紐づいたコンテンツ
憧れ
求められるもの
共感
コミュニティ・顕在的
タイプ
認知・潜在的
あまりない
拡散性
とても高い


instagramは「洗練」「憧れ」など世界観に基づいたコンテンツが求められるのに対し、TikTokは「面白い」「カジュアル」など親しみやすさやトレンドに基づいたコンテンツが好まれます。

実際に、TikTokとinstagramに同じコンテンツを投稿した場合、双方で効果が得られるケースは少ないことが分かっています。

そのため、TikTokを運用する際は、特性を理解したうえでコンテンツを制作しましょう。


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TikTokマーケティングのメリット


拡散力が高い

フォロワーに依存しやすいInstagramやXと比較して、TikTokはフォローされていないユーザーにもコンテンツが表示されやすい仕組みになっています。

つまり、コンテンツ(動画単体)さえ良ければ、フォロワーがいなくても"バスる"可能性が高いです。

そのため、企業やブランドの認知度が低くても、多くのユーザーに商品を訴求できるチャンスがあると言えます。


ユーザーの視聴時間が長い

TikTokの発表によると、TikTokユーザーが動画を視聴する平均時間は1日あたり67分です。

長時間視聴されるのは、「自分好みの短尺動画が絶え間なく再生される」というTikTok特有の視聴体験にあります。

この没入感により、ユーザーは生活のなかで多くの時間をTikTokに費やしているため、企業はTikTokを活用することで潜在層にリーチするチャンスが増えるでしょう。


他社の参入が少ない

TikTokのメリットには、他社の参入率が低いことも挙げられます。

多くの企業がxやInstagramを運用していますが、TikTokを運用している企業はまだ多くはありません。

そのため、ユーザーの興味を惹きやすく、新規顧客の獲得や認知拡大につながります。

他社の参入が少ない今のうちに着手することで、効果が期待できるでしょう。


TikTokマーケティングのデメリット


炎上リスクが高い

TikTokは拡散されやすいというメリットがある一方で、炎上リスクが高いというデメリットもあります。

利用者層の多くがネットリテラシーがそれほど高くない10代が占めていることから、意図しないところでコメント欄が荒れるケースも少なくありません。

そのため、運用を開始する前に炎上時の対応についてマニュアル化し、適切な対応をとれるよう準備しておくことが重要です。


向いていない商材がある

TikTokは若年層の利用者が多く、短尺動画を発信するコンテンツという特徴から、「ファッション」「コスメ」「食品」等の業界は話題を集めやすい傾向にあります。

一方で、以下のようなケースはTikTokが適しているとは言えません。

・中高年層をターゲットとした商材

・長い説明が必要な商材(不動産など)

そのため、TikTokマーケティングを取り入れる際は、自社の商材やサービスに合わせたプランニングが必須です。


TikTokマーケティングの手段


ビジネスアカウントの運用

TikTokで認知度を上げるためには、ビジネスアカウントを開設することがおすすめです。

ビジネスアカウントは、以下の手順で簡単に開設することが可能です。

フォロワー分析やWebサイトの情報記載が可能なため、企業でTikTokを開設する際は必ずビジネスアカウントで運用するようにしましょう。


【手順】

①TikTokをインストールし、アカウントを登録する
②プロフィールを開き、右上の三本線をタップする
③「設定とプライバシー」を開き、「アカウント」をタップする
④「ビジネスアカウントに切り替える」をタップする
⑤カテゴリーを設定する


💡TikTokで成功するポイント
■視聴完了率を高くする
視聴完了率とは、動画が最後まで再生された割合を指します。

動画が最後まで見られると、合計視聴時間が伸び、おすすめに表示されやすくなります。

■共感を増やす
共感されることによって、投稿した動画がシェアされるようになります。
いいねやコメントのエンゲージメントのみでなく、シェアしたくなる動画の制作を心がけましょう。


広告を出稿する

TikTokユーザーは広告への嫌悪感が少なく、参入企業も少ないため、高い効果が期待できます。

TikTok広告には複数種類があるため、予算や目的に応じて最適な広告を選定しましょう。


種類
特徴
費用
起動画面広告
・アプリ起動時に全画面に表示される広告
・1日1組
・予算に余裕のある企業に適している
500万円程/1日あたり
インフィード広告
・おすすめ欄に表示される広告
・競合と入札を行い費用が決定するオークション形式
・予算に限りがある企業に適している
42万円~/1日あたり
運用型広告
・自分のアカウントで運用する広告
・予算やターゲットを自由に決められる
・社内に広告運用のノウハウがある企業に適している
再生課金型:5~60円/1再生
クリック課金型:30~100円/1クリック
インプレッション課金型:100~1000円/1000表示
ハッシュタグチャレンジ広告

・企業がハッシュタグを設定し、それに沿った内容の投稿をユーザーに促す形式の広告
・拡散力に優れている
・予算に余裕のある企業に適している ​​​​​

1,000万~2,000万/1回

ブランドエフェクト

・3DやARなどの高度な画像認証技術を
用いた広告
・疑似体験によって購買意欲を促進できる商品を提供する企業に適している

380万円程/1回


インフルエンサーマーケティング

 インフルエンサーマーケティングとは、Tiktoker(ティックトッカ―)と呼ばれるTikTok上で人気のインフルエンサーに、自社の商品やサービス等をPRしてもらうマーケティング手法です。

TikTokは、AIによる優れたレコメンド機能でインフルエンサーマーケティングとの相性が抜群なため、近年は多くの企業がインフルエンサーマーケティングを導入しています。


フォロワーや再生回数の多いTiktokerにPRを依頼することで、拡散が期待でき多くのユーザーに商品やサービスを認知してもらえるでしょう。

ただし、短い時間で正しいメッセージの伝え方をしなければ、拡散により広範にわたってしまう炎上リスクもあるため、細心の注意が必要です。


成功事例


株式会社エリザべス

株式会社エリザベスは、二重瞼グッズの「ラクオリ」をターゲット層である若年層に訴求するために、Tiktokerを起用し"二重メイクあるある動画”を発信しました。

普段からあるあるネタを投稿しているインフルエンサーを起用したことによってPR感がなく商品を訴求できており、114Kいいね※²を獲得しているほか、 好意的なコメントも多く寄せられています。

Tiktokの動画はこちら


株式会社エス・グルーヴ


株式会社エス・グルーヴでは、元アパレル販売員で研修講師の山川さんが「楽しく学べる接客術」をTikTokで配信しています。

山川さんのTikTokアカウントは69.3K※³いいねを獲得し、企業や講師としての認知度向上につながっています。

※3:2024/04/16時点

山川さんのTikTokはこちら


▾山川さん監修の研修記事はこちら

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まとめ

本記事では、TikTokマーケティングの導入を検討している企業に向けて、利用者層やメリット・デメリット、成功事例などをお伝えいたしました。

TikTokは参入している企業数が多くないため、うまく活用できれば他社との差別化を図るチャンスになります。


一方で、TikTokが適さない商材やサービスもあるため、どのSNSで自社の商品やサービスを訴求するか、各SNSの特徴を理解したうえで、選定するようにしましょう。


弊社では、SNS運用のサポートサービスを展開しております。

"SNSを強化したいけど、何から始めれば良いか分からない"、"どのコンテンツが適しているか分からない" などといったお悩みを抱えている場合は、お気軽にご相談ください。


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