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SNSで採用率UP!話題のソーシャルリクルーティングとは?|メリット・成功の秘訣


近年の採用手法は求職者のニーズに合わせて、多様化しています。

様々な採用手法があるなかで、近年注目を集めているのが、SNSを活用した『ソーシャルリクルーティング』です。


とはいえ、​​​​​​​「名前は聞いたことあるけど、どのような手法か詳しく理解していない」「本当に効果があるの?」などの疑問を感じ、着手できていない採用担当者の方も多いのではないでしょうか。


今回はそのような方のために、ソーシャルリクルーティングとは一体何か、どのような効果があるのか、詳しく解説いたします。


この記事で分かること
■ソーシャルリクルーティング(SNS採用)とは何か
■ソーシャルリクルーティングのやり方
■ソーシャルリクルーティングのメリット
■成功のポイントと事例



目次[非表示]

  1. 1.ソーシャルリクルーティングとは?
  2. 2.ソーシャルリクルーティングの手法と活用できるSNS
    1. 2.1.STEP1.自社にマッチしたSNSを選定
    2. 2.2.STEP2.運用ルールを決定する
    3. 2.3.STEP3.エンゲージメントを分析する
    4. 2.4.STEP4.求職者とコミュニケーションをとる
  3. 3.ソーシャルリクルーティングのメリット
    1. 3.1.採用ミスマッチを防げる
    2. 3.2.幅広い層にアプローチできる
    3. 3.3.採用コストを抑えれられる
  4. 4.成功のポイントと事例
    1. 4.1.継続的に運用する
    2. 4.2.ユーザーとのコミュニケーションをとる
    3. 4.3.成功事例
  5. 5.採用ターゲットにあわせてSNSを上手く活用しよう!


ソーシャルリクルーティングとは?

ソーシャルリクルーティングとは、TwitterやFacebook、InstagramといったSNSを活用して行う新しい採用手法で、企業が求職者に直接アプローチするダイレクトリクルーティングの一つです。


SNSを多く利用している20~30代を中心とした若年層を採用したい場合に適しており、日本では2010年頃から新たな採用の手法として、各社で導入されるようになりました。


ソーシャルリクルーティングの手法と活用できるSNS


STEP1.自社にマッチしたSNSを選定

一般的に、​​​​​​​ソーシャルリクルーティングで活用されているSNSは以下の通りです。

すべてのSNSを一斉に開始すると、運用がおろそかになるため、まずは採用ターゲットと親和性の高いSNSを1~2つ選定しましょう。


■Twitter

Twitterは国内で4,500万人(2017年10月)のユーザーが利用しており、最大140文字までのテキストを入力することが可能です。


情報の拡散性が高いことから、企業や採用に関する情報発信に適しています。

10~20代の利用者層が多いため、投稿は堅苦しい文章ではなく、求職者が気軽にコミュニケーションをとりやすい親近感のある文章で意識すると良いでしょう。


■Facebook

Facebookは実名や学歴、職歴などの情報が登録されていることが多く、個別のアプローチがしやすいという特徴があります。


30代~50代の利用者がメインで、ビジネス関係でつながっているユーザーも多いため、中途採用と親和性が高いSNSです。

Facebookは長文を投稿できるため、求人情報も投稿が可能で、転職潜在層にもアピールできます。


■instagram

instagramの利用者層は20代が最も多く、写真や動画などビジュアル訴求がメインのSNSです。

ビジュアルを訴求できるアイテムを取り扱っている場合や、社員の活き活きした様子をアピールしたい企業に適しています。


Twitterと比較して拡散力が少ないため、採用ターゲットを理解したうえで、ハッシュタグを選定する必要があります。


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■TikTok

近年、学生を採用ターゲットとする際に効果的と注目を集めているのがTikTokです。

『Z世代就活生のTikTok活用実態』※¹に関する調査によると、23年卒学生の81.0%が「TikTokで企業の動画を見たことがある」と回答しました。


そのうちの、80.2%が企業のTikTokがきっかけで「企業に興味を持ったことがある」と回答していることから、企業の認知度拡大に効果的なSNSと言えます。


※¹出典:株式会社Suneight 「Z世代就活生のTikTok活用実態」に関する調査


■Wantedly

Wantedlyとは、やりがいや環境で求職者と企業をマッチングする新たなかたちのビジネスSNSです。

20~30代の学生・社会人を中心に、登録者数が300万人を突破しました。


無料で掲載できる他のSNSと異なり、期間や機能に応じて掲載料金が発生します。

とはいえ、求人サイトと比較すると採用コストを抑えることが可能です。


STEP2.運用ルールを決定する

SNSは以下の項目を運用前に決定しておくことで、方針がブレず、効果的に運用することができます。


■更新頻度

更新頻度を決定せずに運用を開始した場合、「アカウントはあるけど放置している」という状態に陥ってしまう可能性が高いです。

担当者の業務量や、求職者のニーズを考慮したうえで、更新頻度を決定しましょう。


■返信マニュアル

運用前に想定される質問に対しての返信マニュアルを作成しておくと、トラブルを防止できます。

また、返信は可能な限り、早めに返しましょう。

しかし、営業時間外に返信すると「こんな時間に...ブラック企業なのかな?」とマイナスな印象を与えてしまう可能性があるため、時間には注意する必要があります。


■投稿内容

SNSのターゲット層がどのような投稿に興味があるのか、知りたい情報は何かを分析・整理したうえで、大まかな投稿内容を決定しておきましょう。


STEP3.エンゲージメントを分析する

SNSは投稿に反応したユーザーのデータを可視化できます。

取得できる数値は使用するSNSによって異なりますが、投稿に反応した年齢層や、アクションを実行した数などが分かります。

これらの数値を活用して、どのような投稿が求職者にとってニーズがあるのかを理解しましょう。


STEP4.求職者とコミュニケーションをとる

求職者からコンタクトがあった場合は、積極的にコミュニケーションを取りましょう。

ソーシャルリクルーティングでは、比較的カジュアルな意見交換を行っている企業が多い傾向にあります。

求職者もSNSで企業を見る際は、仕事内容ややりがいに興味・関心が高い傾向にあるため、実際にコミュニケーションをとって企業理解度を深めてもらい、選考までのプロセスに進みましょう。


ソーシャルリクルーティングのメリット


採用ミスマッチを防げる

ソーシャルリクルーティングでは、企業と求職者間のミスマッチ低減が期待できます。


SNSの特性上、コメントやリアクションなどのコミュニケーションが気軽にとりやすく、応募に至るまで距離を縮めやすいため、雰囲気や思考など互いに 理解を深められる点が最大のメリットです。


そのため、応募があってから初めて求職者と接点を持つような求人広告と比較して、マッチング率が高い傾向にあります。


幅広い層にアプローチできる

ソーシャルリクルーティングは他の採用手法と比較して、情報発信力と拡散力に優れています。

求職者から共感や好感を持ってもらえた場合、投稿は拡散されやすくなり、自社に興味を持っている人以外にも情報を発信することが可能です。


拡散を利用して、多くの求職者と接点をもつことができる点もソーシャルリクルーティングの大きなメリットと言えます。


採用コストを抑えれられる

一般的に、求人サイトや人材紹介は掲載料や成功報酬の際の費用が発生しますが、SNSは基本的に無料で利用可能であるため、コストを抑えて採用活動が行えます。


そのため「応募者が集まらないけど、これ以上採用コストをかけられない...」「採用コストを抑えて幅広い層にアプローチしたい」といった企業に最適です。


SNS上の広告や人件費を考慮するとコストは0ではありませんが、他の採用手法を利用するよりは、安価で採用活動ができるでしょう。


▼採用コストが気になる方はこちらもチェック!

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成功のポイントと事例


ソーシャルリクルーティングを成功させるためには、以下のポイントに注意して、運用することが重要です。


継続的に運用する

SNSは「アカウントを開設すればすぐに効果がでる」というものではありません。

継続的なコンテンツの発信や、ユーザーとのやりとり、エンゲージメントの向上によって、アカウントが評価されるようになります。

そのため、数か月運用して効果がなくても、継続的に運用することが重要です。


ユーザーとのコミュニケーションをとる

​​​​​​​SNSはユーザーと積極的にコミュニケーションをとることで、企業に親近感を覚えてもらえます。

とはいえ、1対1のコメントで炎上につながるケースもあるため、細心の注意が必要です。


コミュニケーションをとる方法は、コメント返信やフォロー返し、アンケート機能の活用など様々なため、SNSを活用する目的にマッチした方法でコミュニケーションをとりましょう。


成功事例

■Starbucks

Starbucks(スターバックス)は会社アカウントとは別に、ソーシャルリクルーティング用のFacebookアカウント「Starbucks Partners」を運用しており、世界的にもソーシャルリクルーティングのモデルとされています。

ここでは、求職者に向けたメッセージや働く従業員の様子を発信しており、Starbucksの従業員を大切にする気持ちが伝わるアカウントとなっています。

StarbucksのFacebook はこちら


■株式会社エス・グルーヴ

株式会社エス・グルーヴは、企業の認知度拡大を目的にinstagramのアカウントを運用しています。

ブランドを持たないファッションに特化した代行会社のため、幅広いジャンルのコーディネートを楽しむ販売スタッフの様子を楽しめるアカウントです。

また、エス・グルーヴに所属している販売スタッフも個人アカウントを運用しています。

エス・グルーヴのInstagramはこちら


採用ターゲットにあわせてSNSを上手く活用しよう!

今回は、「ソーシャルリクルーティングの効果が気になる」「はじめたいけど、手法や自社にマッチしたSNSが分からない」という方のために、ソーシャルリクルーティングの手順やメリットを解説しました。


ソーシャルリクルーティングのメリットは以下の3つです。

・採用ミスマッチを防げる


・幅広い層にアプローチできる


・採用コストを削減できる


また、ソーシャルリクルーティングの成功のポイントは以下の3つです。

・採用ターゲットにマッチしたSNSを選定する


・ユーザーとのコミュニケーションを積極的にとる


・継続的に運用する


効果的な採用活動を実施するためにも、本記事を参考にソーシャルリクルーティングを実施してみてはいかがでしょうか。




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