カンペはあり?服装は?Web面接のマナーや事前準備など成功のための対策を徹底解説!
新型コロナウイルスの感染拡大により、企業の採用活動もオンライン化が急速に進みました。
このような状況から、現在ではほとんどの企業がWeb面接を導入しています。
とはいえ、「初めてのWeb面接で不安...」「何回か経験したけど、全然うまくいかない...」などのお悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。
本記事では、面接前に必要な事前準備、面接当日の流れやマナーなど、Web面接を成功させるためのポイントを徹底的に解説します。
目次[非表示]
- 1.Web面接とは?
- 2.Web面接の前に準備しておくこと
- 2.1.通信環境が安定している場所を確認する
- 2.2.使用機器を準備する
- 2.3.シンプルな背景を選ぶ
- 2.4.照明環境を整える
- 3.Web面接当日の流れとマナー
- 3.1.1.面接に適した服装で臨む
- 3.2.2.アプリやソフトの通知をオフにする
- 3.3.3.5分~10分前にはログインする
- 3.4.4.開始時間前にメッセージを送る
- 3.5.5.面接中は話し方・目線に注意
- 3.6.6.面接終了
- 4.まとめ
Web面接とは?
Web面接とは
Web面接とは、パソコンやスマートフォンをインターネット回線でつなぎ、オンラインで実施する面接のことです。
これまでの就職活動では、求職者が面接のために企業まで足を運んで面接を受けるのが一般的でしたが、Web面接はオンライン上で面接を行うため、企業と自宅の距離が離れていても面接を受けやすくなりました。
Web面接では1日に複数の企業の面接を受けることが可能であるため、効率的に就職活動を進められるという点が最大のメリットです。
対面面接との違い
Web面接といっても、基本的なマナーや流れは対面の面接と大きな違いはありません。
とはいえ、話すスピードや接続不良の際の対応など、対面面接とは異なる部分もあるため、Web面接独自の対策を行う必要があります。
また、Web面接で使用するツールはZoomやSkype、Teamsなど企業によって異なります。
指定時間にURLにログインするだけのものもあれば、事前にアプリをダウンロードしなければならないツールもあるため、面接前には必ず確認を行いしっかりと準備しておきましょう。
Web面接の前に準備しておくこと
通信環境が安定している場所を確認する
Web面接をスムーズに進めるために、最も重要なのが通信環境です。
実際に、「途中でネットワークが切れて面接を中断してしまった」という事例も多く聞かれます。
また、画面がフリーズする、タイムラグが生じる等の通信トラブルが発生した場合、慌ててしまい伝えたいことを面接官に上手く伝えられないとう事態に陥ってしまう可能性があります。
面接を成功させるためにも、事前にインターネットの回線速度が速い場所を把握しておきましょう。
使用機器を準備する
使用デバイスはスマートフォンやタブレットでもOKですが、パソコンを所持している場合は、音声や画面が安定しやすいパソコンで面接を行うことを推奨します。
スマートフォンを使用する場合は、両手が使えるようにスタンドなど固定できるものを準備し、カメラの正面を見て話せるようにしておきましょう。
また、面接の際はパソコンやスマートフォンに内蔵されたマイクやスピーカーよりも、外部の音を遮断でき、相手の声を拾いやすいマイク機能がついたイヤホンを使用することがおすすめです。
イヤホンは、充電切れ等のトラブルを防ぐためにもワイヤレスではなく有線のものを使用すると良いでしょう。
シンプルな背景を選ぶ
Web面接の背景は、白などの落ち着いた配色の壁で周囲に何も映っていない状態が理想的です。
趣味のポスターやグッズ、本棚など生活感が溢れている背景は、Web面接に適していません。
また、部屋が散らかっている様子が映り込んでいる場合は、面接官に「だらしない人」という印象を与えてしまう可能性が高いです。
現在では、多くのツールで「バーチャル背景」を使用できますが、不自然な点や動いた際に実際の部屋の様子が映り込んでしまうリスクもあるため、おすすめできません。
自分の話を集中して聞いてもらうためにも、可能な限りシンプルな背景を選び、自室で行う場合は整理整頓をしておきましょう。
照明環境を整える
面接の際は部屋の明るさも非常に重要です。
照明が暗いと画面も暗くなり、面接官に表情が伝わりにくくなってしまいます。
また、場所にも注意が必要です。
外の明かりが入る窓の近くは逆光で顔が映らないリスクがあり、照明の真下だと顔に影ができてしまい、相手に圧迫感を与えてしまう可能性があります。
最近では、安価で購入できるリングライトや照明スタンドが販売されているため、顔全体をきれいに映し出し、相手に好印象を与えられる照明機器を購入することをおすすめします。
Web面接当日の流れとマナー
1.面接に適した服装で臨む
服装は企業から指定された服装で臨みましょう。
企業から特に指定がない場合は、スーツを着用することがおすすめです。
Web面接では上半身しか映らないからといって、下はパジャマやスウェットではなく、対面の面接と変わらない服装で参加しましょう。
「少し動いたときに、パジャマが映り込んでしまった」という失敗もよく聞かれます。
2.アプリやソフトの通知をオフにする
面接前には必ず、日頃使っているソフトやアプリの通知設定をオフにしておきましょう。
面接中に通知音がなってしまうと、面接に集中できないだけでなく、面接官に悪い印象を与えてしまう可能性があります。
また、スマートフォンで受けている場合は通知画面を消そうとスクロールする指が相手画面に映ってしまうため、注意しましょう。
3.5分~10分前にはログインする
Web面接では、カメラや音声機能に問題がないことを事前に確認するためにも、早すぎずギリギリでもない5分~10分前にログインすることを推奨します。
ただし、企業側から「開始15分前に」など事前に指示がある場合は、その指示に従ってログインするようにしましょう。
4.開始時間前にメッセージを送る
面接時間が近づいたら、採用担当者または面接官の連絡先に「本日〇時より面接を予定しております〇〇と申します。本日はよろしくお願いいたします。」などのメッセージを送ると、スムーズに開始でき、面接官に好印象を与えることができます。
その際、メールを送信するアカウントのプロフィール写真やアカウント名は事前にチェックしておきましょう。
アカウント名はニックネームではなく本名で登録し、プロフィール写真は就活用の証明写真に設定することが望ましいです。
5.面接中は話し方・目線に注意
基本的に対面の面接と変わりませんが、Web面接では話し方・目線に注意が必要です。
Web面接ではネットの回線速度によりタイムラグが生じることがあり、質問に対して間をあけずに回答すると焦っているように聞こえてしまうため、通常よりも間をあけることを意識しましょう。
話すスピードは相手に合わせることで、心地よいと感じてもらえます。
また、「カンペはあり?」という声をよく聞きますが、画面越しでも目線や話し方で相手にカンペを見ていることが伝わるため、おすすめできません。
どうしても不安な場合は、文章ではなく話したいポイントのみを記載し、カメラの付近に貼ると良いでしょう。
目線は画面ではなくカメラを見ると、相手の目を見て話しているような印象になります。
好印象を与えるためにも目線はカメラを意識して、カメラの先に相手がいることを想像しながら行いましょう。
6.面接終了
面接終了後は、その場で立ち上がらず座ったまま挨拶します。
企業側が先に退出する場合もあれば、退出を促される場合もあるため、終了後は勝手に退出せず指示に従うようにしましょう。
退出を促された場合は、「本日は面接の機会をいただき、ありがとうございました。それでは失礼いたします」などとお礼を一言添えて、Web面接ツールから退出、またはツールを終了して終わらせます。
また、面接終了後は面接官にお礼メールを送ることで、好印象を与えられます。
まとめ
今回は、Web面接に必要な事前準備や当日の流れ、マナーについて解説しました。
Web面接は、マナーや質問内容など基本的なことは対面の面接と同じです。
しかし、Web面接ならではの注意点や成功のポイントがあるため、本番も落ち着いて面接に臨めるよう、しっかりと事前準備をしておくことが重要です。
また、本番で緊張しないためにも、友達や先輩と練習するのもおすすめです。
Web面接が初めてで不安という方や、何度かWeb面接を経験したがうまくいかなかった方は、今回ご紹介したポイントを再度確認し、今後の就職活動に是非お役立てください。
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