【採用担当者必見】効果的なアパレル販売員のアルバイト面接とは?定着する人材を見極めるコツ!
新型コロナウイルスの感染者数が激減し、消費者のライフスタイルの変化したことによって、各企業で人手不足が深刻化しています。
このような状況から、アパレル業界でもアルバイトの採用に難航し、「せっかく優秀な人材から応募がきたのに、他社内定で面接を辞退された...」「アルバイトがなかなか定着せず、人手不足が深刻」などのお悩みを抱えている採用担当者の方も多いのではないでしょうか。
本記事では、定着するアルバイトを採用するためのポイントや、面接辞退を防ぐポイントについて解説します。
上記のようなお悩みを抱えている採用担当者の方は、効果的な採用活動に是非お役立てください。
目次[非表示]
- 1.アルバイト採用における各社の採用基準は?
- 2.定着するアルバイトを見極めるポイント
- 2.1.応募者が話しやすい環境をつくる
- 2.2.志望動機を深堀りする
- 2.3.既存メンバーとの相性を確認する
- 3.アルバイト採用を成功へ導くための質問例
- 3.1.仕事への意欲を確かめる質問
- 3.2.人柄やスキルを判断できる質問
- 3.3.求人情報と応募者が求める条件がマッチしているか確かめる質問
- 4.面接辞退を防ぐポイント
- 4.1.応募が来たらすぐに日程調整をする
- 4.2.迅速かつ丁寧に対応する
- 4.3.面接前日のリマインド連絡を徹底する
- 5.まとめ
アルバイト採用における各社の採用基準は?
アルバイトを採用する際、一般的に企業はどのような要素を求めているのでしょうか。
2,061名を対象に実施した人材ニーズ調査によると、パート・アルバイトを採用する際の採用基準として、重要だと考えているポイントTOP5は下記の結果となりました。
1位:人柄・性格(53.9%)
2位:協調性(39.0%)
3位:体力・健康(28.1%)
4位:身だしなみ(23.7%)
5位:向上心(22.8%)
出典:マイナビ(https://www.mynavi.jp/)『人材ニーズ調査(2020年12月調査実施)』
上記の結果から、多くの企業がスキルよりも人柄の良さやコミュニケーション能力、現在働いているスタッフとの相性を重視していることが分かります。
他にも体力・健康、向上心などがランクインしていることから、継続性を重視している傾向にあると言えるでしょう。
定着するアルバイトを見極めるポイント
応募者が話しやすい環境をつくる
自社にマッチした人材を見極めるためには、まず応募者が本来の姿で話せる環境づくりに取り組む必要があります。
面接官が高圧的な態度だと、応募者は緊張してしまい、率直な意見や考えを伝えづらくなってしまうでしょう。
そのため、応募者がリラックスして話ができるよう、交通経路や天気の話など回答しやすい質問をして、心地よい環境や雰囲気づくりに努めることが重要です。
また、応募者が心地よいと感じる環境をつくることで、「この店舗で働きたい」という意欲が高まり、面接後の辞退防止にも繋がります。
志望動機を深堀りする
志望動機は、応募者の仕事に対する意欲や継続性を判断するために重要な質問事項です。
店舗を選んだ理由が明確な場合、高いモチベーションで長く働いてもらえる傾向にあります。
例えば、店舗に何度も来店した経験や、店舗スタッフと一緒に働きたいという理由であれば、店舗の雰囲気や仕事内容に強い関心があると判断できるでしょう。
また、前職が同業種での経験やスキルを活かしたいという理由であれば、意欲や継続性だけでなく、即戦力として働いてもらえる可能性が高まります。
そのため、志望動機を深堀りして質問し、応募者の考え方だけでなく、業務への理解度や回答の整合性を確認しておきましょう。
既存メンバーとの相性を確認する
アルバイトを辞めた経験がある男女500人を対象に実施した「アルバイトを辞めた理由に関する意識調査」によると、「人間関係が悪い」が最も多い結果となりました。
出典:株式会社ビズヒッツ『【アルバイトを辞めた理由ランキング】男女500人アンケート調査』(https://media.bizhits.co.jp/archives/10308)
上記のような結果から、定着するアルバイトを採用するためには、既存のスタッフと応募者の相性を見極める必要があります。
面接を通して、コミュニケーション能力や誠実さだけでなく、趣味や業務に取り組む姿勢において既に働いているメンバーとの共通点があるか確認しておきましょう。
▼エス・グルーヴが提供する採用支援サービスに関するお問い合わせはこちら
アルバイト採用を成功へ導くための質問例
仕事への意欲を確かめる質問
自社で働きたいという気持ちが強い応募者ほど、店舗や仕事内容について事前に調べている傾向にあります。
下記のような質問で、応募者の考えを聞き出し、志望度の高さを確認しましょう。
【質問例】
|
このような質問に対して、店舗やブランドへの関心が薄い場合は、仕事に対する意欲が比較的弱いと判断できます。
人柄やスキルを判断できる質問
コストをかけて採用しても、他のスタッフと合わず短期間で辞めてしまったり、トラブルを起こすような方を採用してしまうことは、企業にとって大きなダメージとなります。
下記のような質問をし、現在働いているスタッフとの相性や課題解決力を確認しましょう。
【質問例】
|
求人情報と応募者が求める条件がマッチしているか確かめる質問
採用辞退や採用後のミスマッチを防ぐためにも、労働条件や応募者が望む職場環境がマッチしているか確認しておきましょう。
学生の場合は、月にどれくらいの収入を得たいかだけでなく、試験期間や授業時間を把握しておくことで、シフトを組む際の参考になります。
【質問例】
|
▼エス・グルーヴが提供する採用支援サービスの詳細・価格についてはこちらをご覧ください
面接辞退を防ぐポイント
応募が来たらすぐに日程調整をする
前述の通り、アルバイトの人材獲得競争が激化しているため、応募者が複数の企業で選考を進めてめていた場合は、レスポンスの遅れによって人材を取り逃がしてまう可能性があります。
アルバイト採用を成功させるためには、スピード感のある採用活動が重要なカギとなります。
応募が来たらすぐに連絡し、できるだけ応募日から面接日までの日数が空かないように日程調整をしましょう。
迅速かつ丁寧に対応する
求職者にとって、応募後の連絡は企業の印象に直結します。
そのため、応募者から質問等で連絡があった際には、迅速かつ丁寧に対応する必要があります。
応募者に対する返信は基本1営業日以内とし、遅くとも2~3営業日での返信を心がけましょう。
また、深夜に近い時間はもちろん、営業時間外の連絡は極力控えるなど、企業イメージを損なわないためにも、時間にも配慮する必要があります。
面接前日のリマインド連絡を徹底する
リマインドの連絡をすることによって、面接日を再度確認してもらうと同時に、面接に対する意識を高める効果があります。
連絡内容は、面接日時だけでなく、最寄り駅からのアクセス案内を記載すると応募者に好印象を与えることができます。
オンラインで実施する場合は、URLや面接方法の注意事項もしっかりと記載しておきましょう。
▼関連記事
まとめ
今回は、「せっかく優秀な人材から応募がきたのに、他社内定で面接を辞退された...」「アルバイトがなかなか定着しない」などお悩みを抱える採用担当の方のために、定着する人材を見極めるポイントや、実際に使える質問例についてご紹介しました。
人材獲得が激化するアルバイト採用では、応募者への迅速かつ丁寧な対応を心がけ、面接を通して意欲や既存スタッフとの相性など自社にマッチする人材を見極めることが重要です。
とはいえ、「専任担当者がおらず、応募者の対応にあてる時間がない...」というケースもあるでしょう。
そういった場合は、採用全般に関わる業務を代行してくれる「採用支援サービス」の利用がお勧めです。
エス・グルーヴでは、大手アパレル会社の販売スタッフ採用のノウハウを活かし、採用全般に関わる業務支援を行っています。
業界最安値水準の手数料となっているため、コストを抑えた採用活動を実現。求人サイトへの掲載から、コーディネーターによる人材紹介、採用業務のアウトソーシング、採用戦略の立案、求人サイトの運営コンサルティングにいたるまで多角的にサポート。自社の課題に合わせたカスタマイズが可能です。
アパレル業界の人材獲得にお悩みの際は、是非エス・グルーヴの採用支援サービスをご検討下さい。