アフターコロナでアパレル業界の採用はどう変わる?
現在採用市場はどのように変化しているか
アパレル業界は人材不足が慢性化している業界でしたが、コロナ禍の影響によって働き方の変革要請やEC売上シェア向上等で大きな変化が生まれています。
その変化の一つとして販売員のデジタル面での活用が挙げられます。SNSやオンラインツールを使用した接客や販売手法の取り組みが本格的に始まる中、対応できている企業は限られており、人材も不足しているという問題が顕在化しています。デジタルスキルを活用できる人材の拡充は、業界全体の課題となっており、人材確保のための採用や教育の必要性が増しています。
ただ、採用については縮小傾向で総務省が発表した3月の完全失業率は2・5%で、完全失業者数172万人と前月から6万人増えています。全国的な新規求人数も10%以上落ち込み、今後もよりこの傾向は顕著になると考えられます。企業も将来に向けてデジタル人材は採用したいが、足元の業績悪化の中、積極的な採用は控えている姿が見えてきます。
参考:https://www.asahi.com/articles/ASN4X73HXN4XULFA01W.html
効果的な採用活動を行う為に必要なことは
そのような中、採用担当者は必要な人材をピンポイントで採用するなど効果的な採用活動が求められるのではないでしょうか。そのためには、母集団の質と量を高める工夫が必要になってきます。そこでまず検討すべき採用活動として企業から求職者に求人サイト登録者へ直接アプローチを行うスカウト活動です。ただこのスカウト活動は、求職者の検索、スカウトメール、返信対応、面接日程調整などを自ら行う必要があり、結果の検証も含めると工数がかかってしまうため、中々継続的に取り組む人員のリソースがないという場合もあります。
人材支援サービスとは?
そこで活用を検討したいのが採用支援サービスです。採用支援サービスとは、求人サイトへの掲載やコーディネーターによるスカウト代行活動、採用戦略の立案、求人サイトの運営コンサルティングなど採用業務全般を外部に委託できるアウトソーシングサービスです。
昨今の採用活動は、従来の求人広告や人材紹介、人材派遣だけでなくスカウト型ダイレクトリクルーティングや必要な業務のみ外部委託するクラウドソーシングなど多種多様となっています。その中から、企業側が自ら採用手法を選択し活動をしていく必要があり、業務量の増加や結果検証の不足などの問題が発生している場合が多くあります。
それらの採用業務自体を外部委託し課題を解決するのが人材支援サービス利用の目的となります。
人材支援サービスを利用する3つのメリット
業務の効率化
採用業務で欠かせないのが、求人作成・スケジュール調整など多くの事務・調整作業です。その工程の一部を外部委託する事で、効率よくコア業務に集中できます。面接や、入社後のフォローなどの業務に人事担当者が集中できるという事もメリットにつながります。
コスト削減
採用支援サービスに採用業務をまとめて委託する事で、極端に言えば企業内に専任の採用担当を置く必要がなく人員面でのコスト削減につながります。
採用のプロ
採用のプロに業務を依頼する事で、これまでに培われた知識やノウハウなどを使い、スピーディかつ効率よく業務を遂行する事ができます。他社との比較や改善点なども独自で行う必要がなく、改善点などの提案を受ける事も可能です。
まとめ
アフターコロナの採用は、コスト削減に注力しつつ効果的な採用活動を模索していくことになるでしょう。 コストを掛けず必要な時に必要な人材を採用することできる採用支援サービスの活用がおすすめです。
株式会社エス・グルーヴでは、求人サイトへの掲載から、コーディネーターによるスカウト代行、採用戦略の立案、求人サイトの運営コンサルティングにいたるまでをサポートします。 TSIホールディングスのスタッフ採用のノウハウを活かし、採用全般に関わる業務支援を可能にしました。 アパレル人材の採用や育成に関する課題解決にご協力します。 人材の確保や育成にお悩みの人事担当者様は、ぜひお気軽にご相談ください。