【採用担当者は必見!】面接代行サービスとは?サービス内容やメリットを詳しく解説!
採用手法の多様化によって採用担当者の業務領域が広がり、業務量の多さに悩む採用担当者が増加しました。
このような傾向から、近年は採用代行などアウトソーシングサービスの需要が高まっています。
なかでも、時間とコストのかかる採用業務を委託できると注目されているのが「面接代行サービス」です。
そこで本記事では、面接代行のサービス内容やメリット、利用をおすすめする企業の特徴についてご紹介します。
目次[非表示]
- 1.面接代行とは?
- 2.面接代行で任せられる業務範囲
- 2.1.採用ターゲットの確認
- 2.2.質問内容や評価基準の決定
- 2.3.面接・面談
- 2.4.面接後の評価・フィードバック
- 3.面接代行のメリット
- 3.1.工数削減
- 3.2.採用ミスマッチを軽減できる
- 3.3.面接ノウハウを蓄積できる
- 4.面接代行を利用するべき企業の特徴
- 4.1.面接後の選考辞退率を改善したい企業
- 4.2.面接官によって評価・採用基準にばらつきのある企業
- 4.3.人手が不足している企業
- 5.面接代行を利用して、採用の質を向上させよう!
面接代行とは?
面接代行サービスとは、採用担当者が担う採用プロセスの一部である面接を外部に委託するサービスのことです。
具体的には、企業のニーズや求める人物像に合わせて評価基準や質問を設定し、応募者を対象に面接を行い、適性を評価します。
選考の初期段階である一次面接や面談を外部に委託し、二次面接や最終面接を自社で実施するケースが多いです。
代行会社は採用において豊富な経験や高いスキルを保有しているため、面接のみでなく、候補者に対するフィードバックの質も高く、採用の成果を高められます。
面接代行で任せられる業務範囲
採用ターゲットの確認
面接を実施する前に、企業の強みや弱み、今後の方針、採用したいポジション、理想の人物像など採用ターゲットの要件をすり合わせます。
面接代行を依頼する企業の担当者にしっかりと情報を共有しておくことによって、採用ミスマッチを防止できます。
質問内容や評価基準の決定
採用ターゲットに合わせて評価基準を決め、具体的な質問内容を決めます。
「ポテンシャルのある人材」など曖昧な採用基準で進行すると、評価にばらつきが生じる可能性があるため、能力・価値観・性格・経験などの面でどのような点を評価するのか、これまでの経験や企業の方針に合わせて細かく話し合いましょう。
▼採用ペルソナの立て方についてはこちらの記事をご覧ください
面接・面談
面接代行では、経験豊富な面接官に面接を依頼することができます。
面接代行は事前に要件や評価基準のすり合わせを行うため、ミスマッチが生じにくく、質の高い採用ができる点が特徴ですが、二次面接や最終面接は自社で実施するケースが一般的です。
また、集団面接やグループワークなどを実施する場合は、企業によって対応範囲が異なるため、対応可否について事前に確認することが重要です。
面接後の評価・フィードバック
面接代行では、面接を担当した面接官が事前に決定した評価基準を基に、応募者の評価・振り返りを行います。
面接内容のレポートや評価シートを報告物として提出されるのが一般的です。
一次面接以降のフローを自社で行う場合は、応募者の考えや経験をしっかりと共有しておくことで、次のフローでより精度の高い面接を実施できます。
面接代行のメリット
工数削減
面接を実施する際は、スケジュール管理や日程調整、質問項目の設定や評価基準の策定など様々な業務が発生します。
上記の一部の業務を代行会社に任せることによって、採用担当者の工数を削減できます。
これにより、採用担当はリソースに余裕が生まれ、応募者に対して丁寧かつスピーディな対応が可能となり、結果として採用活動の質向上が期待できます。
採用ミスマッチを軽減できる
面接代行サービスでは、依頼した企業との認識のズレを防ぐために、評価基準や採用基準を細かく策定するのが一般的です。
基準を設定する際は、社員個人の好みや価値観といった評価の不確定要素は排除するため、面接官全員で認識を揃えられます。
そのため、「面接官によって評価がばらつきがある」というような評価のズレが軽減され、より採用ターゲットに近い人材を採用できるようになります。
▼採用ミスマッチの原因とは?
面接ノウハウを蓄積できる
採用後のミスマッチによる早期離職が続く場合は、面接官のスキル不足が原因の可能性もあります。
企業が求める人物像と応募者がマッチしているかを見極めるためには、面接官としてスキルを磨くことが重要です。
面接代行では、経験豊富で高いスキルを保有する面接のプロに代行を依頼することによって、打ち合わせや報告物を通して自社にノウハウを蓄積することが可能です。
結果として、自社の面接官の見極める能力が向上し、採用ミスマッチを軽減できます。
面接代行を利用するべき企業の特徴
面接後の選考辞退率を改善したい企業
応募者が面接後に辞退する原因には以下のような理由が挙げられます。
・面接官の態度が悪い ・レスポンスが遅い |
面接代行を利用することによって自社の現状を客観視できるようになるため、課題を抽出でき、改善が見込めます。
面接官によって評価・採用基準にばらつきのある企業
面接官によって評価基準や採用基準にばらつきがある場合、採用の質にばらつきが生じるケースが多いです。
面接代行では、採用後のミスマッチを防ぐために、評価基準・採用基準をしっかりと言語化して策定するため、面接官同士で認識を揃えることができ、より高い成果が期待できます。
また、評価基準や採用基準の策定フローも分かるため、今後の自社の採用活動で役立てることができるでしょう。
人手が不足している企業
近年の採用手法の多様化によって採用担当者の業務負担が大きくなり、人手が不足しているという企業は面接代行サービスを利用することがおすすめです。
特に、応募から内定までのリードタイムが1~2ヶ月以上かかっている企業は、選考辞退や他社内定などの機会損失につながってしまうため検討を進めましょう。
面接代行を利用し、採用担当者はコア業務に集中することによって、採用の質を落とすことなくスピーディーな対応を実現できます。
面接代行を利用して、採用の質を向上させよう!
今回は選考辞退や採用担当の人手不足にお悩みの企業に向けて、面接代行の業務範囲やメリット、利用をおすすめする企業の特徴について解説いたしました。
面接代行の利用をおすすめする企業の特徴は以下の通りです。
面接後の選考辞退を改善したい
採用担当者の人手が不足している
面接官によって評価基準・採用基準にばらつきがある
上記に該当する企業の方は、本記事でご紹介した業務範囲やメリットを参考にしたうえで、ご検討いただけますと幸いです。
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