リモートワーク時代の”3分でわかる”【オンライン研修】のコツ
目次[非表示]
- 1.新入社員研修の現状は?
- 2.オンライン研修のメリット・デメリット
- 3.オンライン研修の事前準備に必要な3つの事
- 3.1.1.研修官のテクニカルトレーニングを行う
- 3.2.2.コンパクトなスケジュールの作成
- 3.3.3.事前に通信状況の確認を行う
- 4.オンライン研修を成功させる3つのコツ
- 4.1.1.一方的なコミニュケーションにならないように注意する
- 4.2.2.研修の補助役を付ける
- 4.3.3.顔出し受講を原則とする
- 5.まとめ
新入社員研修の現状は?
新入社員研修の目的は社会人としての基本知識やスキル、また会社の行動指針などを学ぶ事です。
しかし、新型コロナウイルス感染症の影響もあり、従来は集合型研修で実施していた新人研修をオンライン研修に移行する企業が増えました。
パーソル総合研究所の調査によるとオンライン研修の実施率は、2020年~2021年で75.0%※¹という結果になっています。
さらに、テレワーク希望者は2022年7月時点で従業員の80.9%※²という結果で、2020年以降最高記録を記録しました。
このような社員の欲求に合わせ、遠隔で可能な業務のオンライン化を進める企業が増加しています。
※¹ 出典:パーソル総合研究所「コロナ禍における研修のオンライン化に関する 調査」
※² 出典:パーソル総合研究所「第七回・新型コロナウイルス対策による テレワークへの影響に関する調査」
オンライン研修のメリット・デメリット
メリット
従来の新入社員研修は対面式で、開催のために会場や人員を手配していましたが、オンラインで研修を行うことで、時間やコストの削減ができます。
また、ZoomなどのWeb会議システムを利用することで、パソコンとインターネット環境が揃えば全国どこからでも参加が可能です。
デメリット
上記のようなメリットがある一方で、オンラインでの研修は社員同士のコミュニケーションが乏しくなりがちです。
画面越しに相手を見るため、反応や取り組みがわかりづらいという問題もあります。
また、パソコンの使用が必須となるため、機械やネット関連のトラブルも予想されます。
これらのデメリットを解決するために、事前準備を入念に行い、オンライン研修のコツを把握しておくことが大切です。
オンライン研修の事前準備に必要な3つの事
オンライン研修を行うには運営面でいくつかコツがあります。
その中でも事前に最低限準備しておきたい3つの項目をご紹介します。
1.研修官のテクニカルトレーニングを行う
オンライン研修を行う前に、研修官へWEBシステムトレーニングをおこないましょう。
マイクのON,OFFや、グループワーク時の振り分け、講義中の質問への対応方法など、スムーズに進行するためにトレーニングを行う必要があります。
2.コンパクトなスケジュールの作成
受講者の集中力を保つためにもコンパクトなタイムスケジュールを心掛けましょう。
オンライン研修では、パソコンのモニターを見続けるため、受講者が適度に集中力を保てるように意識しながら進行することが大切です。
また、事前に研修の内容スケジュールを示しておくことも重要です。
研修についてのテキストを配布しておく事で、グループワークなどを円滑に進めることができます。
3.事前に通信状況の確認を行う
オンライン研修を行う際には、インターネット回線の受信状況やマイクの確認などは事前に準備をしておきましょう。
前日までに済ませておく事で、当日はスムーズに研修を行えます。
資料やテキストを使用する場合は、各拠点に確実に届くよう手配し、受講者本人がプリントする必要がある場合は事前通達を行う必要があります。
自宅以外の出力方法などのアナウンスもしておくなど、トラブルを予想し考慮しておきましょう。
オンライン研修を成功させる3つのコツ
ここでは、オンライン研修を成功させるコツを紹介します。
1.一方的なコミニュケーションにならないように注意する
オンライン研修の効果をより高めるためには、研修官と受講者双方向のコミニュケーションを図りながら進行することが大切です。
例えば、少人数のグループディスカッションを行う、全体で発言の場を設けるなど、ライブ感のあるコミュニケーションがとれる環境を整えることがポイントとなります。
2.研修の補助役を付ける
オンライン研修を円滑に進める為には、研修官の補助役をつけ、ルーム案内やタイムスケジュール、スムーズな画面共有などWEBシステム操作を行うようにしましょう。
役割を分担することで、研修官は講義や受講者の反応に集中する事ができます。
3.顔出し受講を原則とする
音声とチャットのみで受講することも可能ですが、お互いに顔出ししていないと受講者側の緊張感が薄れてしまいます。
また、グループワークを実施するときにも、相手の顔が見えないと臨場感が低下する恐れがあります。
そのため、オンライン研修を実施する際には「顔出し受講」を原則とし、受講者から事前確認をしておきましょう。
まとめ
今回は、オンライン研修を行うにあたり成功させる運営上のコツ、注意点をご紹介いたしました。
対面での研修に比べて手軽であり、オンライン研修を活用してコスト削減や効率アップを図る事ができます。
ただ、進行役へのトレーニングを行うなど事前に行う準備も多く必要となってきます。
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