アパレル販売員の面接対策|よくある質問や準備しておく逆質問例
アパレル業界の面接は、服装や質問内容など他の業界と異なる点があります。
そのため、アパレル企業の選考を受ける方の中には、どのような質問をされるのか、他の業界とどう違うのか、疑問や不安を感じている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、アパレル業界の採用面接でよくある質問や、面接で使える逆質問をご紹介します。
アパレル業界の面接を受ける際は、是非参考にしてください。
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目次[非表示]
- 1.アパレル業界の面接の特徴
- 2.頻出の質問10選
- 2.1.志望動機
- 2.2.自己PR
- 2.3.学生時代に注力したこと
- 2.4.キャリアプラン
- 2.5.アパレル業界で働きたい理由
- 2.6.好きなブランド
- 2.7.本日のコーディネートのポイント
- 2.8.アパレル販売員として最も重要なスキルは何だと考えるか
- 2.9.土日・祝日の勤務に抵抗はないか
- 2.10.チームで何か取り組む際に大切にしていること
- 3.アパレル面接で有効な逆質問
- 3.1.〇〇(面接官の氏名)のポジションで求められる能力やスキル
- 3.2.研修制度について
- 3.3.接客で心がけていること
- 4.まとめ
アパレル業界の面接の特徴
他の業界とアパレル業界の採用面接において異なる点は、大きく分けて2つあります。
服装が自由
就職活動の服装はリクルートスーツを着用することが一般的です。
「服装自由」の記載があった場合でも、他の業界では基本的にリクルートスーツを着用することが多いでしょう。
しかし、アパレル業界の面接では、その企業やブランドのイメージに合ったスタイリングをしていくことが好ましいです。
面接官に「自社のイメージに合いそう」と思ってもらえるよう、商品の傾向やブランドイメージを理解しておくと良いでしょう。
23年卒就活生の経験談 服装自由といっても、ただ好きな服を選ぶのではなく、企業やブランドの雰囲気に合わせたコーディネートを組むことを意識していました。 また、そのブランドの服を持っている場合は、取り入れるようにしていました。 そのほかには、他の求職者と差別化できるよう、1点個性的なアイテムや勝負アイテムを取り入れることを意識していました。 |
質問内容
アパレル業界の面接では、一般的に聞かれるような「志望動機」や「学生時代に注力したこと」などの質問に加えて、アパレル業界特有の質問をされることがあります。
アパレル業界を志望する学生の中には、予想外の質問をされ、焦って面接がうまくいかなかったと悔しい思いをした方も多いようです。
そのため、アパレル業界の面接を受ける際は、頻出質問を調査した上で、事前に対策をして面接に臨みましょう。
23年卒就活生の経験談 「今日のコーディネートのポイント」は必ずと言っていいほど質問されました。 そのため、面接時の服装を決める際は、コーディネートのテーマを意識してアイテムを選ぶようにしていました。 また、お店やブランドの印象についても聞かれることが多いため、面接を受ける企業の商材やスタッフの雰囲気は店舗に足を運んで確認していました。 |
頻出の質問10選
ここでは、アパレル業界の面接でよく聞かれる質問と、面接官が質問をしている意図について解説します。
志望動機
志望動機は必ず聞かれる基本の質問ですが、顧客的視点で好きや憧れの気持ちをアピールしても、他の求職者と差別化することはできません。
志望動機を考える際は、、ブランドだけでなく業界について調べた上で、志望理由をアピールしましょう。
その際に、実際に店舗に足を運んだ経験や接客を受けた際の話をすると、面接官の印象に残りやすく、採用にぐっと近づきます。
自己PR
自己PRを考える際は、アパレル業界やその企業が求める人物像を理解した上で、マッチする自分の長所をアピールしましょう。
求人情報の「求める人物像」や「歓迎条件」などを入念にチェックしておくことで、採用ターゲットに近い人物として自身をアピールすることが可能です。
学生時代に注力したこと
面接官がこの質問をする意図は様々ですが、主に今後の業務に活かせる能力やスキルを持っているかを確認しています。
この質問によって、求職者がどのような考え方を持っていて、どのような行動をする人物なのかを理解することが可能であるため、ほとんどの企業がこの質問をしています。
キャリアプラン
キャリアプランでは、アパレル業界でどのような経験を積んで、どのようなことを成し遂げたいのかを具体的に説明できるようにしておきましょう。
この際、社員インタビューやHP等を通して、実現可能性が高いキャリアプランになっているか確認することが重要です。
貢献度に加え、実現可能性のあるキャリアプランであれば、入社後のミスマッチや早期離職のリスクが少ない人材として好印象を与えることができます。
アパレル業界で働きたい理由
企業はこの質問を通して、アパレル業界への関心度合や、企業のビジョンとのマッチ度を確認しています。
アパレル業界は情勢やトレンドに左右されやすいため、現在のアパレル業界がどのような状況に置かれているかを理解しているかで、求職者の関心度合をはかることが可能です。
また、アパレル業界で問題視していることや理想像が、企業のビジョンとマッチしていれば同じ目標に向かって働けるため、ほとんどの企業がこの質問をしています。
好きなブランド
面接官はこの質問を通して、ファッションに関する知識や関心度をはかろうとしています。
ここで、受ける企業と系統の異なるブランドを回答するとマイナスな印象を与えてしまうので、できるだけ企業と系統の近いブランドを回答するようにしましょう。
ただし、興味のないブランドを回答すると、深堀りされた際に面接官に見抜かれてしまうため、本当に好きなブランドから系統が近いものを選ぶことがベストです。
本日のコーディネートのポイント
冒頭でもお伝えした通り、アパレル業界の面接は服装自由の企業がほとんどです。
アパレル企業にとっては、販売員は「お店の顔」となる存在であるため、ブランドイメージに合う服装か、TPOをわきまえたコーディネートが組めるか、トレンドを押さえているかなど服装から様々な点をチェックしています。
そのため、面接時の服装を決める際は、コーディネートのポイントを考えながらアイテムを選ぶと良いでしょう。
アパレル販売員として最も重要なスキルは何だと考えるか
企業はこの質問を通して、適正や価値観を確認しています。
アパレル業界において、販売員はお客様と直接接する役割を担っており、求職者がそれに必要なスキルを理解しているかどうかは非常に重要です。
また、この質問をすることによって、求職者の価値観を理解でき、企業の価値観とズレがないかも判断できます。
土日・祝日の勤務に抵抗はないか
アパレル業界は土日・祝日が繁忙期となるため、シフト制となっており、土日・祝日にも勤務する必要があります。
また、年末年始や大型連休なども出勤する必要があるため、アパレル業界を志望するのであれば、前提として心得ておきましょう。
この質問で回答が詰まってしまうとネガティブな印象を持っていると判断されてしまうため、しっかりと回答できるように準備しておくことが大切です。
チームで何か取り組む際に大切にしていること
店舗を運営する際は、店舗スタッフのチームワークが非常に重要です。
そのため、求職者がチームで働く際に、どのような役割で、どのように貢献したいと考えているのかを理解しようという意図があります。
類似の質問では、チームで何か協力して取組んだ経験を聞かれることも多いです。
アパレル面接で有効な逆質問
面接の最後に、「面接官に質問したいことはありますか?」と逆質問の時間を設ける企業が多いです。
この際、「特にありません」と回答してしまうと企業への関心が低いと判断されてしまうため、事前に何個か準備しておき、積極的に質問しましょう。
〇〇(面接官の氏名)のポジションで求められる能力やスキル
この質問は、実際に勤務した後に企業に求められるスキルや能力を確認することが可能です。
また、入社を見据えた質問であるため、企業への関心が高いことをアピールできます。
研修制度について
「入社後はどのような研修やサポートを行っていますか?」など、研修制度についての質問しておくことで、入社後の成長を促すサポート体制が整っているかを把握できます。
接客で心がけていること
ブランドや販売スタッフのことをより深く理解できるほか、お客様に対してどのような接客が求められているのかを把握するできます。
まとめ
今回はアパレル業界の面接を受ける方のために、アパレル面接で聞かれる頻出質問や、有効な逆質問をご紹介しました。
アパレル面接は、業界特有の質問やチェックポイントがあるため、それをしっかりと理解した上で面接対策を行うことが大切です。
内定につなげるために、入念に面接対策をしておきましょう。
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