転職で活かせるスキルとは?スキルの種類や見つけ方、企業で求められるスキルを徹底解説!
転職活動を始めたいという方の中には、異業種への転職を視野にいれているものの「自分のスキルを活かせる業種はあるのかな...」と不安に感じている方も多いのではないでしょうか。
上記のようなお悩みをお持ちの方のために、本記事では転職時にアピールできるスキルや、企業で求められるスキルをご紹介します!
転職活動でお悩みの方は、是非参考にしてください。
目次[非表示]
- 1.スキルの種類
- 1.1.テクニカルスキル
- 1.2.ヒューマンスキル
- 1.3.コンセプチュアルスキル
- 2.自分が持っているスキルの見つけ方
- 2.1.STEP1:キャリアを振り返る
- 2.2.STEP2:強みを言語化する
- 3.【職種別】企業が中途採用者に求めているスキル
- 4.まとめ
スキルの種類
転職で活かせるスキルにはどのような種類があるのでしょうか。
転職したい業種や職種に応じて効果的にスキルをアピールするためにも、ここではその種類についてご紹介します。
テクニカルスキル
テクニカルスキルとは、業務を遂行するうえで必要な専門的知識や技術のことを指し、業種や職種によって異なります。
募集要項にマッチするテクニカルスキルがあると、高く評価してもらえるため、職務経歴書や面接でアピールするようにしましょう。
同じ業種・職種に転職する場合は、決まった分野において発揮される「専門的スキル」をアピールするのが効果的ですが、異業種の場合は多くの業種・職種で共通する「汎用スキル」をアピールすべきでしょう。
■テクニカルスキルの例
販売職:接客技術、商品知識
事務職:資料作成能力、PCスキル、事務処理能力
営業職:ヒアリング力、プレゼンスキル、マーケティング技術など
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ヒューマンスキル
ヒューマンスキルとは、他者との良好な人間関係を構築し、円滑なコミュニケーションを可能とするために必要なスキルです。
仕事をするうえで、同じ職場の仲間や取引先とのコミュニケーションは非常に重要になります。
ヒューマンスキルが高い人は、さまざまな価値観を持つ人が存在している現在社会でも人間関係をうまく構築できるため、業務上でトラブルを起こしにくい傾向にあります。
ヒューマンスキルは、面接でよく質問される「自分はどのような性格だと思うか」や「長所について」回答する際にアピールすると良いでしょう。
■ヒューマンスキルの例
・リーダーシップ
・コーチング能力
・向上心など
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コンセプチュアルスキル
コンセプチュアルスキルとは、あらゆる事象の本質を理解して判断するための能力です。
コンセプチュアルスキルを身につけることで、適切な状況判断や新たななことへの挑戦ができるため、業務課題の解決や新規ビジネスへの成功へとつながります。
このスキルは、特に部下に指示を出したり事業展開について決定する管理職に必要なスキルとなります。
■コンセプチュアルスキルの例
・論理的思考
・応用力
・問題解決力など
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自分が持っているスキルの見つけ方
自分のスキルを整理できれば、そのスキルを活かせる転職先を探す際に非常に役立ちます。
また、転職希望先が決定している場合には、スキルを整理しておくことで職務経歴書の作成や面接に役立つため、以下の内容を参考に自身のスキルをきちんと見直しましょう。
STEP1:キャリアを振り返る
自分が持っているスキルを見つけるためには、まず自身のキャリアを振り返ることが重要です。
【手順】
①左列の業務時間を記載
②中央列の業務内容欄にその時間に行っていた業務を記載
③右列の振り返り欄にその業務で意識していたことや実績、成功体験を記載
出勤してから退勤するまでの1日を時系列で書き出し、各業務において次のようなポイントを記載してみましょう。
■振り返り欄に記載すること
・業務で心掛けていたこと
・工夫していたこと
・やりがいを感じたこと
・実績
・業務上での自分の役割
・業務に対する姿勢
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作業を異動や部署が変わったタイミングなど環境の変化で区切って書き出し、後で一覧にすることで、自身のスキルを可視化できます。
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STEP2:強みを言語化する
次のステップではSTEP1で書き出した内容をもとに、自身のスキルを言語化していきましょう。
①~③の業務内容や成果などを時系列順に並べていくことを「キャリアの棚卸」といい、1日の業務を振り返ることで、よく出てくる言葉や、成果が出た時の共通事項などが見えてくるはずです。
この共通事項の中から、自分の強みとなる部分をいくつかピックアップし、スキルの言語化をしていきましょう。
また、ピックアップしたスキルがどの程度のレベル感なのかも言語化できると面接で役立ちます。
【職種別】企業が中途採用者に求めているスキル
ここでは、未経験からでも挑戦しやすいとされている職種について、企業が中途採用者に求めているスキルについて一例をご紹介します。
販売職
お客様を直接対応する販売職は「コミュニケーション能力」や「配慮」が求められる仕事です。
お客様が困っていることや求めていることを会話を通して汲み取り、それに応えることが求められます。
そのため、会話から求めていることを引き出す「コミュニケーション能力」と、相手の立場になって考えられる「配慮」がある人は販売職に向いているといえます。
また、過去に接客経験やオペレーター経験がある方は、その経験を活かせるでしょう。
営業職
営業職はお客様のニーズや課題解決に応えるために、最適な商品やサービスなどを提案し、購入や契約につなげることとで、自社の売上に貢献する仕事です。
そのため、ニーズや課題を引き出す「ヒアリング力」や、それに対して最適なサービスを提案する「提案力」が求められます。
営業職は、商談を通して契約を締結する場合がほとんどであるため、マーケティング知識や情報収集力も役立つスキルです。
事務職
事務職は、会社で発生する庶務業務を担当するお仕事で、会社内では「縁の下の力持ち」のような役割を担っています。
事務の仕事内容は企業によって様々なうえに、業務範囲が幅広いですが、資料作成や備品管理、来客対応などが一般的です。
そのため、業務をこなすうえで必要な「基本的なPCスキル」に加え、周りの人を支えたいという「ホスピタリティの高さ」が求められます。
まとめ
今回は、転職活動を進めるにあたって「活かせる自分のスキルは何だろう」とお悩みの方のために、スキルの種類や見つけ方、企業が求めているスキルについてご紹介しました。
現在は、資格よりも汎用性の高いビジネススキルが注目されています。
自分の持っているスキルを整理しておくことで、経歴書の作成や面接での回答をスムーズに進めることが可能です。
また、自分のスキルを理解していれば、そのスキルを活かせる業種や職種を見つけることもできるため、本記事を参考にスキルを整理してみてください!
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