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アパレル店員の離職率を低下させる3つのポイント

離職率は多くの業種で課題となっていますがアパレル業界においても離職率の高さが問題視されています。


売上を積み上げるには優秀な人材を育成することが必要不可欠。

販売スキルの高い人材は、事業を存続していくためにも欠かせません。


この記事では、アパレル店員の離職率が高い原因と、離職率を低下させるために押さえておきたいポイントについて紹介します。

目次[非表示]

  1. 1.アパレル店員の離職率が高い理由
    1. 1.1.安すぎる給料
    2. 1.2.キャリア形成の難しさ
    3. 1.3.体力的な辛さ
    4. 1.4.他社への転職が多い
  2. 2.アパレル店員の離職率を低下させるポイント
    1. 2.1.労働に見合った給与体系
    2. 2.2.社員同士のコミュニケーションを活性化
    3. 2.3.仕事への不安を研修で取り除く
  3. 3.教育研修でアパレル店員の離職率を低下させよう!


アパレル店員の離職率が高い理由

厚生労働省が2019年3月に卒業した就職者の離職状況を調べた調査によると、アパレルを含む小売業の入社3年以内の離職率は大卒で約36%、高卒で約48%という結果になっています。


出典:厚生労働省ホームページ「新規高卒就職者の離職状況」「新規大卒就職者の離職状況

なぜアパレル業界の離職率は高いのでしょうか?


安すぎる給料

ショップ店員は給料が安いことで知られています。


働き方や勤務先によって年収に差が出ることもありますが、一般的なアパレル販売員の月収は16~20万円と、ほかの業種に比べても低めです。


給料に対して必要経費も多く、仕事着として自社ブランドの服を自費で購入する必要があるほか、外見をきれいに維持するための出費もかさみます。
給料が少ないうえに出費が多いため、生活のために転職するという声が多く聞かれます。


キャリア形成の難しさ

「先が見えない」というキャリア形成に関する不安も離職理由の一つです。


もちろん、どの業種でもスキルを鍛えることはできますが、資格が必要な専門職ではないため、将来に不安を感じる販売員が多くいます。


キャリアの序盤は店長になることを目標とし、そこからSVやマネージャーといった本社勤務を目指すのが一般的なアパレルのキャリアアップです。
しかし、役職が上へ行くほどポストの数は少なくなり、昇進の倍率は高くなります。


また、結婚や出産といったライフステージの変化で土曜・日曜や祝日の勤務が難しくなる場合もあるでしょう。
キャリア形成の難しさや、将来への不安が離職へとつながってしまいます。

体力的な辛さ

仕事中は常に立った状態で接客するため、体力的な問題で離職するショップ店員も多くいます。


アパレルショップの仕事は、接客だけでなく商品の詰まった重たい段ボールを運んだり、レイアウトの変更でトルソーなどの什器を移動させたりと、力仕事も多いです。


セールや繁忙期には、通常業務とは異なる店頭準備なども行うため、体力的な辛さが離職理由になることもあります。

他社への転職が多い

アパレル業界は他社への転職が多い業界でもあります。

もともとそのブランドが好きで入社したとしても、年齢を重ねることでブランドの服が合わなくなったり、ほかのブランドが好きになることもあるでしょう。


販売という職種であれば、アパレル業界に限らずより条件の良い場所で働きたいと思うのは必然です。

ショップ店員の経験を活かして、給料や条件が良いほかの業種へ転職するということも少なくありません。

アパレル店員の離職率を低下させるポイント

良い店舗をつくるためには、人材の強化は大切な要素です。
ここからは離職率を低下させるために、押さえておきたいポイントを紹介します。

労働に見合った給与体系

労働や拘束時間に見合わないと感じれば、スタッフの心は離れていきます。

しかし、簡単に給与を上げることは困難です。


解消策としては、評価制度を取り入れ、将来の展望やインセンティブを明確にするという方法です。

以下のような施策は従業員のモチベーションアップが期待できます。


・明確なキャリアアップ(給料アップ)の展望

・残業代や休日手当の支給

・売上目標達成時のインセンティブ

また、業績悪化に伴う減給や、残業代や休日手当てを出さないなどの対応は、コンプライアンスに抵触するため適切ではありません。

離職率に大きな影響を与えるため、慎重に検討しましょう。


社員同士のコミュニケーションを活性化

人間関係を構築できていなければ、仕事に対する高いモチベーション維持は見込めず、業務効率が低下します。


特に、アパレルショップは比較的拘束時間も長く、売上や集客のノルマなどが設定されている場合もあるため、次のような機会を設けて従業員のコミュニケーションを図ることが重要です。


・定期的な個人面談

・社内勉強会

・イベントや交流会

上司、同僚、部下に自分が思っていることを素直に言い合える場や、販売員の不安を解消できる環境づくりを検討しましょう。


仕事への不安を研修で取り除く

自身のスキルアップを実感できない環境は、仕事へのやりがいを見出せず、その結果、離職につながることもあります。


特にキャリアが浅い場合は「業務がよくわからない」という不安から離職を考えるケースも多いです。

接客業のノウハウを知らずに業務をこなしていれば、イレギュラーな事態が発生したときに適切な対応ができず、仕事に対する不安も高まるでしょう。


スタッフの不安を払拭するためには、社内研修などの教育制度を設けることが効果的です。

研修を通して仕事の本質を理解してもらうことで、離職率を低下させることが可能になります。


教育研修でアパレル店員の離職率を低下させよう!

今回は、アパレル店員の離職に悩む企業にその要因と対策をご紹介しました。

アパレル店員の離職率を低下させるためのポイントは以下の通りです。


【アパレル店員の離職率を低下させるポイント】
・労働に見合った給与体系
・社員同士のコミュニケーションを活性化
・仕事への不安を研修で取り除く


効果的な離職率の低下に向けて、本記事を参考にぜひ取り組んでみてください。


離職率の高いアパレル業界では、スタッフの不安を取り除く働きかけが大切です。
「すぐに実践できる施策が欲しい」という企業は、教育研修サービスを提供しているプロに相談することもおすすめです。


客観的な視点によって、自社のみでは発見できなかった魅力や特徴を抽出できるといったメリットもあるため、上記のようなお悩みをお持ちの企業は、相談だけでもしてみると良いでしょう!

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